演出制御を導入するメリット
- ripplite
- 7月24日
- 読了時間: 4分
近年、「音楽連動演出をしたい」「チームラボのようなインタラクティブなイルミネーションをやりたい」といったニーズも多くなってきました。
イルミネーションに動きをつけること(=演出)に興味はあるけれど、どこに相談すればいいのか、どんな効果があるのかいまいち分からない──そうした方に向けて、今回は演出制御を導入することで得られる主なメリットをご紹介します。

1. 高級感を演出できる
入場料を払っている場合はもちろんのこと、お客様は「時間的・金銭的コストに見合った、あるいはそれ以上の体験だったか」を無意識に評価しています。
見たことのあるイルミネーションが雑多に置いてあるだけ、、のように自分でもなんとなくできそうだ、と思ってしまう仕上がりでは、お客様満足度をアップさせることはできません。
動きのある演出を加えることで、空間全体の印象が向上するだけでなく、コンテンツにしっかりとコストがかかっているという印象=高級感や特別感、を来場者に提供することができます。
2. 動画映えする空間を作れる
静止画よりも、動画での拡散が主流になってきた今、「動く光」「反応する仕掛け」は、思わず撮りたくなる空間づくりに欠かせません。
演出制御を取り入れることで、
音楽と連動したイルミネーションショー
人の動きに合わせて光が変わるインタラクティブ演出
感動や驚きを引き出す“空間全体のダイナミック演出”
といった、動的でシーン性のある演出を実現できます。
その結果、TikTokやInstagramのリール・ストーリーといったショート動画との相性が良く、「あの場所に行ってみたい」と感じてもらえるフックになります。
3. スタイリッシュに没入感のある空間をつくる
たとえば、同じブルーのストリングスライトでも、ただ全体が点灯しているだけでは、「なんとなく青い」という印象に留まりがちです。そこに魚や珊瑚などの他のオブジェクトを置くことでやっと「海だな」と認識していただけるようになります。 一方で、ブルーのストリングスライトに波のように緩やかに揺れ動くような演出を加えると──余計なオブジェクトを置かなくても、“海辺”や“夜の静けさ”といった情景が想起され、空間全体に物語性が生まれます。
このように、光の動きにリズムや方向性が加わることで、「今どんな世界観にいるのか」が直感的に伝わるようになります。これは、オブジェクトなどで直接的に説明をしなくても、「光の動き」という情報量が増えることによって、来場者の没入度が高まるからです。
ちなみに…「プリセット」との違いについて
市販の照明器具の中には、あらかじめ演出パターンが内蔵されていて、リモコンなどで簡単に呼び出せる「プリセット演出」が用意されているものもあります。

リモコンを押すとON/OFF、任意の色を指定して発色、自動で順番にすべての色が出てくるFADEモードなどの機能がついています。確かに安価で手軽ですが、以下の点で演出制御とは決定的な違いがあります:
照明ごとの動きがバラバラになる(同期できない)ので、空間全体としての一体感が出しづらい
選べる色や動きが限られており、空間や展開のコンセプトに合わせづらい
音楽やセンサー、映像と連動させる、といった拡張性がない
「プリセットでも賑やかになるから十分」という場所もあるとは思いますが、“高級感”や“動画映え”、“没入体験”といった価値を生み出すには、やはり演出制御でないと難しいのが実際のところです。
まとめ
演出制御を導入することで、
✔ 空間の格を上げる
✔ SNSに投稿したくなる、行ってみたくなる動的ビジュアル
✔没入感のある空間にする
──そんな“目に見える効果”を得ることができます。
「なんとなく演出を入れたいと思っていたけれど、何から始めていいかわからない」そんな段階でも大丈夫です。
ご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。空間の印象を変える、小さな一歩からご一緒します。



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